恩送りがすべて

「恩送り」という言葉をご存知でしょうか?

 

恩を送っていく、、、

 

誰かに何かをしてもらった時、ありがとうございますの気持ちをその人に直で返すのではなくて、

 

自分がしてもらったことを別の人にやっていく、です。

 

初めての人にはわかりずらいかもしれませんね。

 

例え話を僕の経験談から少しフィクションを加えて伝えますと、

 

昔々、先輩に焼肉をご馳走になりました。

 

嬉しいですね。ましてや自分では手の出せない高級店なら尚更。

 

ご馳走様です。ありがとうございます。心からそのような気持ちになります。

 

そして翌週、その先輩の誕生日でした。

 

これはチャンスだと思い、焼肉でおごってもらった恩を返せるチャンスだと思い、

 

安直にも同じお店に先輩を誘い、僕が支払う、と覚悟を決めてお誘いしました。

 

前回同様に、楽しく、好きなものを飲み食べしました。(この時僕は、いまいくらなんだろうとビビっていますwww)

 

そして縁もたけなわ、お会計となりました。

 

すると先輩がスッと伝票を取り、「どけ」と愛情たっぷりの罵声を。

 

「え?でも、先輩の誕生日ですから、今回は僕が、」

 

再び愛情たっぷりに「どけ」。

 

会計している最中でしたのでひとまずはこの場は下がり、店をでてもう一度いいました。

 

三度目の愛情は殺気にも似ていましたwww「殺すぞ」

 

「はい、、、ご馳走様でした。」

 

それから二軒目にいって「恩送りって知ってるか?」

 

と話してくださいました。

 

「おれにおごられたからといって、おれに返す必要はない。」

 

「おれに使おうと思っていたお金で、お前の後輩や家族に何かしてやればそれでいい。」

 

「え?でも、それじゃあ返したことにならないんじゃ、先輩のおごり損じゃないですか。」

 

「心配ない。そうすることで周り巡って自分に返ってくるもんだから。」

 

「、、、、そうなんですか。」

 

「そういうもんだ。それが恩送り。」

 

「恩送り。」

 

「でもな、恩送りをすると見返りがあるからといってやるものでもない。ここが難しいところだから間違えるなよ。」

 

「見返りを求めてやってはいけない、、はい。」

 

そうして僕は後輩や家族に何かとおごるようになりました。

 

家族にはプレゼントとかですね。それまでやったことがなかったので家族も驚いたと思います。

 

今振り返ると、家族といい関係でいられるのは「恩送り」がキッカケかもしれません。

 

そして今は確信しています。恩送りは直接目に見えるものではないけど、確かに存在するって。

 

まとめますと、

 

今売れている俳優女優さんは、ものすごく低姿勢で差別も偏見もない素敵な人が多いです。

 

そういった姿勢から察するに、「恩送り」を知っているんだと思います。

 

これから俳優女優を目指すみなさん、すでにやっているかた、ぜひ恩送りを意識されてみてください。

 

目の前の現実がどんどんドラマティックに変わっていきますよ^ ^

 

さあ!本日もゴキゲンよく生きましょう!ナイス俳優スマイル!